市民活動や外国籍住民などを支援する施設「みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ」=浦舟町=が開設10年記念で投票を募っていたロゴマークを6月20日に発表した。3案から利用者などの投票で「心」をモチーフにしたものが選ばれた。施設側は「ラウンジのシンボルとして活用したい」としている。
同ラウンジは、区の「市民活動支援センター」と「国際交流ラウンジ」が一体となった市内初の施設。南区の委託を受けた公益財団法人横浜市国際交流協会が運営する。2010年までは「みなみ市民活動センター」の名称だったが、国際交流ラウンジの機能が加わり、同年10月から現在の名称になった。
ほかの区にあるセンター、ラウンジにはロゴマークを設けている施設もあったが、同ラウンジはなかった。そこで、開設10周年と施設が年4回発行する情報紙「アクセスみなみ」が100号を迎えたことを記念し、ロゴマークを投票で決めることにした。
施設が3つ案を用意し、3月から2カ月間、一般投票を実施。129人が投票し、62票を集めた「心」をモチーフにした案が選ばれた。心が弾む様子を表現したもので、投票した人からは「人と人のつながりを感じる」「楽しい雰囲気で、多文化共生の役割を表わしている」などの理由が聞かれたという。
今後、ポスターやチラシなどでロゴを使っていく。同ラウンジの込宮紀子館長は「今後も社会のニーズをキャッチし、り、さまざまな市民活動や、日本人も外国人も誰もが暮らしやすい社会となるためのサポートを行っていく」とロゴを活用したいとしていた。
南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|