みなみ桜まつり
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5年ぶり、踊りの花咲く
3月28日
中区と南区にまたがる大通り公園を複数のまちづくり団体などが清掃する初の企画が10月3日にあり、約110人が参加した。公園愛護会の呼び掛けに応じて横浜橋通商店街(高橋一成理事長)らが参加した。同商店街は清掃活動を通して各団体と協力しながら、関係を深め、同公園を使ったイベントなども視野に入れている。
大通り公園は関内駅そばから伊勢佐木長者町、阪東橋駅そばまで約2Kmあり、中区と南区にまたがる。人通りが多いこともあり、ごみの投棄が絶えない。植え込みに空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻が投げ込まれているのも珍しくない。
今回の清掃企画は同公園内の伊勢佐木長者町駅出口そばの「水の広場」付近の清掃や花植え活動を2009年から続けている「大通り公園水の広場愛護会」(笠原光子会長)が中心になって進めた。2区にまたがる広範囲を清掃しながら、企業やNPO、商店街などが連携し、まちづくりの新たなネットワークを構築しようと考えた。公園の南区側の「顔」とも言える同商店街にも呼び掛け、「私たちの街横浜クリーンアップ」として、同時に清掃活動を行うことにした。
関内周辺のまちづくり団体など、9団体から110人が集まり、長者町駅を起点に関内駅側と阪東橋駅側のそれぞれを清掃した。同商店街の10人は商店街方向へ歩きながら、公園内や周辺の歩道のごみを拾った。植え込みの中にある空き缶やペットボトルが多く、トングを使って取った。
イベント開催模索
約1時間の清掃を終えて、全参加者が集めたごみは大きな袋で約30袋も集まった。商店街の高橋理事長は「ごみの多さに驚いた。今後もこの清掃を続けたい」と月1回の活動に参加するとした。
商店街側は目の前にある同公園をイベントで使うことを模索しており、清掃の参加団体と連携しながら、その可能性を探っていく。
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