意見広告・議会報告
桜木東戸塚線・汐見台平戸線 ニッタオンライン市政報告59 道路整備の進展求める 横浜市会議員 仁田(にった)まさとし
多くの皆様が利用されている「桜木東戸塚線」「汐見台平戸線」といった道路の整備状況などについて、10月の市会決算特別委員会の道路局審査の中で質問しました。
桜木東戸塚線は、中区桜木町を起点に東戸塚から戸塚区名瀬へつながり、市西部域に至る道路です。現在事業中の平戸地区は、環状2号線と国道1号線をつなぐ重要な場所であり、周辺の渋滞緩和が期待されます。
しかし、山谷交差点と環状2号線をつなぐ区間では、一部の工事が終わったままの状況が20年以上も続いています。付近の歩道のない道路が抜け道として利用されており、周辺住民からは、早期整備を求める声が多く寄せられています。
国庫補助で工事進む
こうした中、このほど、この区間の整備に関し、国庫補助が重点化されました。今後、工事の進展が期待されますが、この地区は起伏があり、整備区間670mのうち約400mを占めるトンネル部分は、住宅に近い場所での工事となります。私は周辺環境に影響を与えないよう、生活基盤を守りながら工事を進めてほしいと市に要望しました。
鎌倉街道と横浜横須賀道路別所インターチェンジをつなぐ汐見台平戸線は、別所小や藤の木小の通学路にあたることもあり、整備の期待が高い道路です。2018年度からは、国の交付金を活用し、道路局事業として改良事業が進んでいます。
すでに一部区間では整備が完了していますが、依然として未整備区間があり、幅員がバス1台程度の場所もあります。周辺は住宅が隣接し、火災時には延焼が広がる危険性も高い地域です。
私は防災の観点からも道路拡幅を積極的に進めるべきと主張しました。道路局は「用地取得を進め、測量や設計作業も進めている」と答え、私は「安全かつスピード感を持って整備を進めてほしい」と要望しました。
道路照明のLED化進む
「水銀に関する水俣条約」が17年8月に発効されたことを受け、道路局は18年度から照明のLED化を進めています。
道路局管理の道路には約2万6千灯の水銀灯があり、20年度末までに約2万1500灯がLED化され、残りも今年度中に完了することが審査の中で明らかになりました。これにより、光熱費は事業開始前の17年度より約4割、約3億4千万円削減されました。
私は今後も道路整備や道路、公共施設の水銀灯のLED化へ向けて取り組んでいきます。
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