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南区 社会

公開日:2022.08.25

「踏切横断に気を付けて」
京急駅員ら弘明寺で啓発

  • 京急弘明寺駅前で行われたキャンペーン



 京浜急行電鉄は8月9日、踏切事故の防止を呼び掛けるキャンペーンを京急弘明寺駅前の「井土ヶ谷第1踏切」で南警察署などと合同で行った。駅員や警察官のほか、南交通安全協会なども参加し、約300個の啓発物を通行人に配って注意を呼び掛けた。





 京急電鉄によると、南区内にある踏切は2カ所で、自動車が通れるのは井土ヶ谷第1踏切のみ。





 南署によると、南区内で今年発生した踏切内での交通事故は0件だが、交通量の多い同踏切内では事故が起きる可能性が高いという。





 京急電鉄は6月30日に杉田駅近くの杉田第1踏切道=磯子区=で同様のキャンペーンを実施。活動に手応えを感じたといい、車両と歩行者が行き交う井土ヶ谷第1踏切でも行うことにした。





 9日、事故の危険性を改めて知ってもらおうと、駅員や警察官はイラストなどで注意を呼び掛けるチラシなどが入った啓発物を駅周辺の通行人に手渡した。





 京急弘明寺駅を管轄する日ノ出町駅の嘉山竜也駅長は「踏切警報機が鳴ってから横断する人をよく見る。心と時間に余裕を持って、ご自身の安全を確保してほしい」と注意を呼び掛けた。





詐欺防止も呼び掛け





 キャンペーンと合わせ、警察官がオレオレ詐欺などの特殊詐欺への注意を呼び掛ける活動を実施。高齢者を中心に、住民が被害に遭わないように訴えた。

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