横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
市立横浜商業高校(Y校)の1年生4人が2月10日に榎町の照隆寺で行われたこども食堂「ありがとう食堂」で、食事の配膳などを手伝った。
参加したのは国際学科のツァオホンボさん、山田由美さん、小又彩未さん、牛尾美月さん。4人は世界的な社会課題を研究する授業の中で食糧難などを学んでいる。未使用食品を使った食事を提供し、食品ロスの削減と地域交流の創出を両立させたこども食堂の開催が目標だという。同校教諭が町内会の掲示板で「ありがとう食堂」の存在を知り、4人に紹介。現場のことを理解しようと参加を決めた。
ありがとう食堂は同寺と蒔田地区社会福祉協議会が昨年11月から、第2金曜日に会食形式で行っている。今回は横浜南陵ロータリークラブなどが寄付し、支援する動きが広がりを見せる。10日はおにぎりや豚汁などを提供し、同寺の前島照力住職が「因果」の語源を説明したカードを配った。
4人は食事の配膳などを手伝い、訪れた子どもの話を聞くなど、こども食堂を運営する上で大切なことを実践した。山田さんは「多くの支えがあって運営できるということを学んだ。子どもを呼び込むというよりも受け入れることが大切だと思った」と学習の成果を企画予定のこども食堂に生かしたいとした。
前島住職は「若い人が手伝ってくれて心強かった。コミュニケーション力が高く、こちらが学ぶことが多かった」と4人に感謝した。
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