横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
南吉田小学校6年3組の児童33人が2月8、9日に横浜橋通商店街内で落語を披露した。
6年3組は昨年から総合学習の中で学校の近くにある同商店街を盛り上げる策について考える取組を進めていた。商店主や買物客に聞き取りを行い、にぎわいをもたらす方法として「落語」を行うことを考えた。
落語などの大衆芸能の専門館である「横浜にぎわい座」=中区野毛町=に協力を依頼。児童は落語の基礎的な内容を学んだほか、落語家の三遊亭竜楽さん、三遊亭わん丈さんを学校に招くなどして指導を受けてきた。
ストーリーのある噺のほか、小噺、落語の中に出てくる蕎麦を食べる所作などの練習を重ねた。校内での発表を経て、商店街の空き店舗に設けた即席の寄席で2日間の発表会を行うことにした。
2日間でクラス全員が高座で発表を行った。9日は「初天神」や「寿限無」といったよく知られた古典落語も披露され、着物を羽織った児童は登場人物を演じ分けていた。長い名前を早口言葉のように言い立てる「寿限無」を披露した女子児童は「お客さんに見てもらえることで力が入った。落語でみんなを笑顔にできたのではないかと思う」と話した。
担任の田中由起子教諭は「落語を勉強するようになって、シャイだった子どもたちが積極的に話すようになった」と成長を感じたという。
同校は2018年に亡くなった桂歌丸さんの出身校でもある。
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高田市議の後援会発足3月28日 |
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