井土ケ谷下町の電気設備工事業、向洋電機土木株式会社(倉澤俊郎社長)の「安全大会」が6月16日、関内ホールで行われ、社員のほか、取引先の業者らが参加した。
安全大会は、建設関係の会社などが現場での無事故や無災害を目指して行うもの。同社は毎年この時期に関係企業を招いて開いている。
同社がこの1年間で行った栄公会堂とスポーツセンターなどの公共工事や住宅工事の様子が紹介され、優秀な工事や見本となる安全管理を行った社員や協力企業を表彰した。
あいさつの中で倉澤社長は、来年4月から時間外労働の上限規制が建設業にも適用されることに触れた上で「働き方改革を行っていかなければ、建設業の次世代の担い手はいなくなる」と危機感を示し、「ものづくりの良さを感じてもらえるよう、協力企業の方々とスクラムを組んで変わっていきたい」と話した。
その後は、横浜南労働基準監督署の木目田明副署長から最近の労働災害状況の紹介があったほか、職場改善の専門家の松尾久美子さんの講演も行われた。
これまで同社は、男性の育休取得や在宅勤務の仕組み構築などを進め、市から「よこはまグッドバランス賞」の認定を受けている。
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