六ツ川地区のつながりを育むことが目的の食事会が7月8日、京急弘明寺駅近くにある糸縄神社で初めて行われた。
昨年まで六ツ川東台自治会の会長を務めた高橋祥世さんらが企画。糸縄神社は地域の連合町内会とも関係が深く、夏祭りなどの会場として使用され、住民にとって親しみのある場所だ。地元住民によると、近年、スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」をプレーするのに適している場所として注目を集め、遠方から訪れる人も増えたというが、コロナ禍の影響で人通りが激減した。
神社周辺地域のつながりを再建する取組として、地元で便利屋業を営む高栁伸一さんが6月24日に住民主体のフリーマーケットを神社で開催。その盛り上がりを後押しする形で、高橋さんらが食事会を企画した。
食事会には住民のほか、南区社会福祉協議会と六ツ川地域ケアプラザの職員も参加。高橋さんが自宅で育てたピーマンなどの野菜を使ったおかずや戸塚区の農家から提供された枝豆がたっぷりと入ったご飯など、地元の食材を生かした料理が振る舞われた。食後は会話を楽しんだり、将棋などの遊びで交流を深め、高齢者を中心に盛り上がった。
高橋さんは「雨の予報だったが、天候が持ちこたえてくれて良かった。高齢者だけではなく、子どもや若者も来てくれるような仕掛けをして多世代でにぎわう場にしたい」と展望を語った。
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