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南区版 公開:2023年8月24日 エリアトップへ

南太田小 ボードゲームで絆育む キッズクラブ 児童自作の作品も

社会

公開:2023年8月24日

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ゲームをプレーする児童
ゲームをプレーする児童

 市立南太田小学校放課後キッズクラブで8月18日、ボードゲームで親睦を深める交流会が開かれた。キッズクラブに通う児童約40人が参加し、15種類のゲームで遊んだ。

 キッズクラブスタッフの小川暁美さんは、同校4年の物部紗良さんが独自のボードゲームを作っていることを知り、ボードゲームを通じた交流会を物部さんに提案し、実現した。

 家族でボードゲームをプレーする物部さんが厳選した15種類を用意。市販のゲームだけではなく、5月に東京ビッグサイトで行われた「ゲームマーケット」に出展した自作のゲーム「ピスタワード」と「マーブルワード」も持ってきた。

 「ピスタワード」は廃棄されるピスタチオの殻を有効活用できないかと考え、開発したもの。二等分したピスタチオの殻80個の山から平仮名が書かれた「文字ピスタ」を1人1個ずつ見ないで取って、「ピスタくんプレート」に裏返しで置くところから始まる。じゃんけんの勝者が3個の「数字ピスタ」を投げ、出た数字の合計文字数の言葉作りを目指す。

 「マーブルワード」は物部さんが友人の助言をヒントに作った「ピスタワード」のスピンオフ作品。ピスタチオの殻の代わりに使うおはじきが「かわいい」と好評だ。

 交流会には物部さんの母・有美さんも参加。児童にゲームのルールを説明するなど、運営をサポートした。これまで、話す機会がなかったという児童同士の交流が見られたり、遊び方を教え合うなど、学年を超えた絆が育まれていた。

屋内でもにぎわいを

 新型コロナの感染拡大や「熱中症警戒アラート」により、児童は外での活動が限られる。キッズクラブは屋外でのイベントも行ってきたが、今は開催が難しいという。

 こうした状況下、屋内でのにぎわいづくりが重要で、今回の交流会は成功例となった。小川さんは「コロナ禍に入り、子どもたちの表情がどこか暗いように見える。友達と思い出づくりができる場を提供していきたい」と運営に取り組む。

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