南区役所そばの浦舟3丁目のマンション1階に8月、会員制シェアキッチン&ショップ「BamBoo(バンブー)」がオープンした。
運営するのは合同会社オフィスMATT=中区尾上町=。昨年11月まで中区日本大通の神奈川県住宅供給公社内で同様のシェアキッチンを運営していたが、公社ビルの改修工事に伴い、新しい拠点を探していた。
室内は約80平方メートル。業務用の厨房機器を備えたキッチンが2部屋ある。食品衛生法に基づく菓子や惣菜の製造許可を得ており、外部での販売が可能。キッチン利用は会員制で、会員になるには食品衛生責任者講習を受講済みであることなどが条件。月会費は利用時間に応じて5万円、2万5千円、1万円の3種類がある。
すでに米粉のシフォンケーキやクッキー製造などの6者が登録しており、今後も弁当の製造、販売を計画する人の登録が見込まれている。
近年、シェアキッチンは増えつつあり、南区でも南太田駅前などにある。飲食店の開業を考えている人や趣味の菓子作りから発展して販売を目指す人などが利用する。
スタッフの安永麻実子さんは「会員同士や会員とお客さんが出会える場所にしたい」と人と人をつなぐ役割を果たしたいといい、テーマを決めたセミナーや教室を開くことも検討する。
9月7日には会員によるマルシェを開催予定。詳細はバンブーのインスタグラムなどで。
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