地下鉄阪東橋駅付近の大通り公園で12月19、20日に秋田県湯沢市の「七夕絵どうろう」が展示される企画が行われる。大通り公園を使って地域活性化を目指す市民団体が行うもので、主催者側は「この時期の風物詩にしたい」と意気込む。
秋田・湯沢から30基
絵どうろう展示を企画したのは市民団体「横浜東部活性会」。今年、大通り公園の活用を促進する地域活性化を目指して組織された団体。メンバーは公園周辺の商店主や住民が中心だ。
同会は大通り公園が関内駅などの中心地から近いにも関わらず、イベントなどでの活用が進んでいないとしており、今後も横浜市への働きかけを進める方針だ。
同公園では昨年12月、市が夜の公園活用やにぎわい創出を目的に、公園そばにある横浜橋通商店街と以前から交流があった湯沢市の絵どうろうを展示する社会実験を実施。今年は同活性会が同様の企画を行う。
予定では19、20日に和紙で作られた絵どうろう約30基を地下鉄阪東橋駅付近から同商店街そばまで展示し、午後4時から8時まで点灯する。公園内には飲食物を販売するキッチンカーが入る。昨年の市企画の展示では、美人画や浮世絵をモチーフにした作品が並んでいた。
展示に合わせ、18日から3日間、午後2時から商店街事務所そばの空き店舗で湯沢市の物産展を開催。秋田の雰囲気を食でも感じてもらう。
同活性会は、活動の周知を目的に、11月に桂歌丸さんの弟子らが出演する落語会を関内ホールで開催。その入場料収入などで今回の企画を進めている。同会の高橋一成さんは「絵どうろう展示をこの時期の恒例企画にし、他の自治体の絵どうろうも展示できるようにしたい」と規模拡大を視野に入れている。
問い合わせは同会事務局【電話】090・2722・9635。
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