高根町のファミリーマート阪東橋東口店で2月8日、南警察署とファミリーマート、セブンイレブン、ローソンの3社が防犯訓練を行った。
訓練はレジ前で犯人に金銭を要求されたケースを想定。犯人役の警察官2人が店員に刃物と拳銃を突き付けて「金を出せ」「早くしろ」などと大声で威嚇。店員が現金をバッグに入れて差し出すと、犯人役は逃走した。店員が110番通報をし、警察官2人が到着。店員は警察官の聞き取りに対し、犯人役の年代や性別、服装、凶器など、捜査の手掛かりになる情報を伝えた。
その後、犯人役2人が店内に再び現れ、店員が警察官に伝えた服装や持ち物と食い違いがあることが判明。訓練を指導した南警察署生活安全課の細川季史(ときひと)
課長は「人間の記憶は曖昧で当たり前。情報をもらえればありがたいが、まずは店員の皆さん、そしてお客様の身の安全を最優先してほしい」と話した。
同店で働き、訓練で脅された店員は「訓練と分かっていても怖かった」と話し、防犯マニュアルを再確認することを店員間で話し合っていた。
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