南区役所から助成金を受けて地域福祉の推進や課題解決に取り組む団体が活動の成果を発表する「地域活動発表会」が2月22日、南公会堂で行われた。
発表したのは、蒔田地区社会福祉協議会、北永田地区社会福祉協議会、南中学校防災キャンプ実行委員会、合気道楽習会、アントレ健幸華齢プロジェクト、久良岐太鼓の6団体。
こども食堂でつながり
蒔田地区社協は地域福祉保健計画の地区別計画に沿った取組として、2022年10月に始めたこども食堂「ありがとう食堂」について報告。毎月第2金曜日に榎町の照隆寺を使い、食事を提供したところ、横浜商業高校の生徒が受付やメニュー看板の作成に協力したり、寄付の申し出があるなど、つながりが広がったと説明。同地区社協の栗田一伸会長は「地域の絆作りの一端を担いたい」とした。
子ども対象の和太鼓教室を開いた久良岐太鼓は、補助金を活用し、講師へ謝金を払えたことや広報を広げられたことを成果として報告した。
まちづくりの主体者に
コーディネーターとして6団体の発表を聞いたNPO法人「夢・コミュニティ・ネットワーク」の時任和子さんは「地域活動は一歩踏み出した後の継続が大変。担い手が高齢化する中、活動が活発なうちに次世代へ継承することが大切」とし、活動を志す人へ「まちづくりの主体者になってほしい」と呼び掛けた。
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