子どもに防災意識を持ってもらうためのイベント「防災てらこや」が2月21日、横浜橋通商店街で行われた。同商店街が主催し、南消防署などが協力したもの。
今回は玉泉寺幼稚園=中村町=の園児18人が地震について絵本の読み聞かせやクイズを通して楽しく学んだ。
地元企業も協力
「防災てらこや」は同商店街が空き店舗の有効利用を考える中で南消防署に相談して実現。2022年から近隣の幼稚園、保育園の園児らを招き定期的に開催する。
この日、園児に披露された絵本は『みんな森の子どもたちとヤギおじさん』。株式会社野毛印刷社=新川町=が横浜市との共創事業として、市消防局の企画・監修を受けて発行したもの。絵本を壁に投影するプロジェクター操作を担当した同社の江口聡さんは「防災意識を高めてもらうために作った絵本だが、予想以上に園児たちが防災について知っていて驚いた」と感想を述べた。
読み聞かせや防災クイズを担当した南消防署の増田晴美さんは「今回の園児たちは理解力が高く、内容がよく伝わった」と手応えを実感。「少しでも防災について考えるきっかけにして、家庭内でも話し合ってほしい」と語った。
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