横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
介護の悩みや思いを語り合う「介護者カフェ」が2月19日、三春台の浄土宗大光院で開かれた。
カフェは浄土宗が社会貢献活動の一つとして全国で普及を図っているもの。大光院は2022年11月、神奈川県内の浄土宗の寺院として初めてカフェを開き、以降、数カ月に1度実施している。
今回は家族の介護経験者や現在も介護をしている人など、10人が集まった。自己紹介の後、介護をする上での悩みや経験を語り合った。
認知症の症状がある親戚を介護する女性は、2人で飲食店に行った際、トイレへ行った親戚を見失い、警察などに連絡したが、別の階のトイレに行っていて、事なきを得た体験を話した。その時の教訓として、警察から親戚の顔写真がないかを聞かれたため、その後は女性がスマートフォンで撮影したという。
2016年から介護者カフェを始め、この日の進行役を務めた東京・葛飾区「香念寺」の下村達郎住職は「様々な手段で介護に関する情報は得られるが、当事者同士が寄り添うことは簡単ではない」と心を寄せられる寺院での開催意義を語る。
大光院の宮林雄彦住職は「介護に関わる方の思いを共有し、寺として社会的役割を果たしたい」と今後も開催を続ける。
南区では地域ケアプラザでも介護者同士が交流したり、話ができるサロンを開催している。
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高田市議の後援会発足3月28日 |
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