来年度当初予算案を審議中 県政報告 「いのち輝くマグネット神奈川」の実現へ 県議会議員 きしべ 都
神奈川県議会では今年最初の定例会が2月13日に始まりました。
神奈川県は、「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向けて取組を進めてきましたが、この理念を継承しつつ、2040年の神奈川を展望した「基本構想」と、24(令和6)年度から27(令和9)年度を計画期間とする「実施計画」で構成する新たな総合計画を策定することとし、今定例会に上程されました。
24年度当初予算案は、3年続いたコロナ対策予算が減となり、ようやく平時の予算編成となりました。今後の新かながわグランドデザインに掲げる施策を着実に推進するものとして編成され、過去3番目となる2兆1045億円(前年度比95・9%)。また、特別会計と企業会計も含めた3会計の合計は4兆5117億円と、6年連続で4兆円を突破する大型の予算規模となりました。
人口減少社会における「子ども・子育てへの支援」を重点事業の筆頭に掲げ、「2050年脱炭素社会の実現に向けた取組」、県が進める「『当事者目線の障がい福祉』の実現を目指す取組み」、「災害に強いかながわ」に向けた取組みなどで、これらを進めるために積極的にデジタルの力を活用することも打ち出し、「くらしのデジタル化」「行政のデジタル化」「デジタルや民間活力を活用した事務事業の見直し」を進め、限られた人的資源で質の高いサービスを継続して提供する方針を示しました。
地域の声、現場の声を県政に反映させるためにも今定例会で2月補正予算案も合わせ、しっかり審議してまいります。
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