記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月14日0:00更新
南火災予防協会主催の福祉避難所研修会で講師を務めた一般社団法人減災ラボの代表理事、鈴木光さんは研修会前日まで輪島市、能登町などで支援活動を行っていた。高齢者や障害者にとって、どんなことが困るのか、現場を見てきた人ならではの話が聞けた。避難所の体育館は扉が金属製で重く、開け閉めできないこと。自衛隊風呂は浴槽が深く、手すりや踏み台がないと入れないことなど。それらを知恵や工夫でサポートしてきた。「今後は仮設住宅での避難生活が本格化し、今とは別の課題が出てくる」とのこと。息の長い支援が必要だ。(な)