共進町の総合設備設計施工業、株式会社エステックと井土ケ谷下町の電気工事業、株式会社平岡電機工事の2社がこのほど、南警察署に災害時に役立つグッズがセットになった防災ボトル500個を寄贈した。
2社は過去にも蒔田中学校へ楽器を寄付したほか、コロナ禍では南区役所に体表温測定サーマルカメラを寄付するなど、地域貢献活動を続けてきた。
今回寄贈した防災ボトルには、▽救助要請を知らせる笛▽LEDライト▽ペットボトルキャップ1杯の水で元のサイズに戻る圧縮タオル▽保温大判アルミシート▽ジッパーバッグ――の5点が入っており、南区のマスコットキャラクター「みなっち」のイラストが入ったボトルは500ミリリットルのスリムサイズで飲用に使える。
3月12日にエステックの横山敦子会長と平岡電機工事の平岡久雄会長が南署を訪れ、田上数仁署長に目録を手渡した。横山会長は「防災への関心が高まっており、ボトルを役立ててほしい」と話し、平岡会長も「区民に喜んでもらえれば」と述べた。田上署長は「安全な南区のために協力していただき、感謝している」と応じた。
南署では防犯や交通のキャンペーンでグッズを配布しており、防災ボトルも今後の催しで配布する予定だという。
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