市立永田台小学校(住田昌治校長)で、9月5日にラジオ体操を学ぶ出張授業が行われ、同校の5、6年生と個別支援級の児童170人が指導を受けた。
これは、近年、ラジオ体操を十分にできない子どもたちが増えていることから、日本郵政グループの株式会社かんぽ生命保険が毎年、全国の小学校で行っている事業。今年、同校が創立40周年を迎えることを知った横浜南永田郵便局の内田孝局長が、出張授業の開催を同社に推薦し、全国13校の実施校に選ばれ、実現した。
指導したのは、NHKテレビ・ラジオ体操指導者の岡本美佳さんと、Eテレでアシスタントをしている清水沙希さん。岡本さんは「身体をどう動かせば効率的なのか考えながらやってみましょう」と呼びかけ、「かかとを上げて屈伸すれば足が速くなる」など、使う筋肉や効果を説明しながら指導を行った。アシスタントの清水さんが行う、背筋や腕がまっすぐ伸びた美しい体操に、児童や教諭が歓声をあげる場面も見られた。
出張授業後、6年生の竹下夢叶(ゆうと)君は「目の前で指導してもらえて良かった。サッカーをやっているので、けが予防のためにラジオ体操をしてから練習したい」とラジオ体操に対する意識が変わった様子。
住田校長は「今まで運動会でラジオ体操をやっていなかったが、今年から取り入れる。老若男女ができるものなので、地域の方々と継続して行いたい」と、ラジオ体操を周辺地域の健康増進に役立てたい考えだ。
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