南吉田小学校(藤本哲夫校長)の図書室で7月28日、29日の2日間、夏休みの児童と保護者を対象にした国際読書会「むかしばなしワールド」が行われた。
同校には中国やフィリピンなど、13カ国の児童が通っている。読書会は外国に古くから伝わる民話などを読み聞かせることで、児童がその国の文化や言葉を知り、親しみ感じてもらおうと初めて実施された。
同校に児童が通う保護者らで構成される「読み聞かせボランティア」(土屋乃以代表=人物風土記で紹介)のメンバーのほか、韓国、中国語教育を行う教諭が読み手となり、母国語と日本語を交えて分かりやすく物語を伝えた。
絵本『中国のお正月』を聞いた児童は、「お正月の服装や過ごし方が日本と違うことが分かった」と貴重な体験を喜んだ。
2日間で170人の児童が訪れ、にぎわった読書会を振り返り、読み聞かせボランティア代表の土屋さんは「子どものためにたくさんの方が協力してくれたことに感謝したい」と述べた。藤本校長は「(各国の児童が通う)南吉田小にしかできない取り組み。今後も継続していけたら」と話した。
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