浦舟町のみなみ市民活動・多文化共生ラウンジで開かれている外国につながる中学生向けの学習支援教室に通う生徒とOB・OGの高校生、大学生、支援するボランティアの交流会が8月26日、同所で行われた。
学習支援教室は2011年に始まった。区内の市立中学校に通う外国籍や外国に関係する生徒を対象に市国際交流協会が運営し、毎週火曜日に開講。「サポーター」と呼ばれるボランティアが学習を指導してきた。今年度は21人の生徒が登録。21人のサポーターが支援している。
交流会では外国籍の高校生と大学生の3人が体験談を語った。15歳の時にフィリピンから日本に来た女子大学生は当初、日本語ができなかったが、「好きな映画やテレビから日本語を学んだ」と話し、「高校時代に出会った日本人の友人の存在が大きかった」と友達を作る大切さを中学生らに訴えた。
同ラウンジは「教室に通う中学生にとって、目標となる先輩と知り合えたことに意味がある」と、今後も支援者を交えた交流の場を設けたいとしていた。
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