市立平楽中学校(中川豊弘校長)陸上部の山本毅君(3年)が8月21日から長野県で開催される「全日本中学校陸上競技選手権大会」の男子400mに出場する。山本君の全中出場は昨年に続き2度目。
山本君は7月に行われた県大会でスタートから飛び出す持ち味の先行力を発揮。これまでの自己ベストを0秒11更新する51秒23を出し、全国大会出場に必要な参加標準記録を突破した。県大会の決勝レースでは2位に入るなど、調子を上げている。
壁乗り越え成長
昨年の全国大会は予選落ち。その後は記録が伸びず悩んだ。プレッシャーを感じることも増え、「走りが固くなってしまい、悪循環にはまった」という。
それでも「やれることをやるしかない」と気持ちを切り替え、もう一度自らの走りを見つめ直した。顧問の千把篤資教諭は、「壁を乗り越えたことで心の成長があった」と話す。今季は記録会などでコンスタントに良いタイムが出るようになった。部長としても約30人の部員をまとめている。
先行力は県内随一。課題となるラスト100mの粘りは7月下旬に行った夏合宿で鍛えてきた。昨年も全国の舞台を経験していることは精神面で大きなアドバンテージだ。「(予選落ちの)昨年は悔しい思いをした。みんなの応援を感じて決勝に残りたい」と明確な目標を掲げて全国に挑む。
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