吉田論吉センター長
25歳以上の大学入学者が諸外国は平均20％なのに対し、日本は２％――。
この差について、横浜市立大学の副学長で地域貢献センターの重田論吉センター長は「海外では学び直しが定着している。本来なら大学は『いつ来てもいいですよ』という場所。一般向け公開講座は学び直しのきっかけになるだろう」と話す。大学が持つ専門性をどのように市民に還元するかが課題だという。
同大地域貢献センターが主催するエクステンション講座は、こうした背景を踏まえ、今年度から講座内容を領域別に学べるようにした。「キャリアアップや学び直し、趣味など、自身の可能性を広げてほしい」と話す。その先に見据えるのは「エリアマネジメント」。「知恵を生かし、まちづくりに貢献したい」と話した。
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