ラグビーワールドカップや東京五輪・パラリンピックの開催を控え、南消防署などによるテロ災害対策訓練が6月3日、中村町の神奈川ドライビングスクールで行われた。
消防署や南警察署、横浜市民総合医療センターの救急医療チーム、南消防団などから約100人が参加した。
不特定多数の人が出入りする施設で、犯人がペットボトルに入った薬品を散布し、負傷者が発生した場面を想定。犯人確保、負傷者の救護、病院への搬送まで、参加機関が連携して訓練した。
南消防署の小出健署長は「日頃の備えが大事。いつ何が起こるが分からないので気を引き締めたい」と話し、南警察署の阿部篤署長は「現場でいかに連携できるか。訓練を続けたい」と述べた。
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