横浜商業高校(Y校)野球部出身で競輪のトップレーサー・郡司浩平選手(30)が11月23日に福岡県・小倉競輪場で行われたG1レース「競輪祭」で優勝した。郡司選手のG1レース優勝は初めてで、12月30日に平塚競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2020」(GP)の出場権を得た。
郡司選手は栄区出身。小学生から野球を始め、Y校では3年時に外野手のレギュラーとして県大会ベスト8進出に貢献。卒業後に父・盛夫さんと同じ競輪選手の道へ進んだ。
2011年に川崎競輪場所属でデビューし、13年にトップ選手が集まる「S級」に昇格後、壁にぶつかる。そこで師匠でもある盛夫さんの「自分でレースを動かせ」というアドバイスで自ら勝負を仕掛けるスタイルを貫き、再び勝ち始めた。
16年に最上位格のG1レースで初めて決勝に進むなど、大レースの常連となった。昨年はその年のG1レースの優勝者と獲得賞金上位の9人によって争われるGPに初めて出場し5着(同着)だった。
これまでG1レースに次ぐG2レースは2度優勝しているものの、G1は初優勝。今回の優勝で賞金3450万円を獲得した。地元・神奈川で行われるGPは優勝賞金1億円の競輪界最大のレース。昨年5着の雪辱を果たすべく、G1優勝の称号を得て大一番に挑む。
Y校野球部といえば、10月のプロ野球ドラフト会議で笹川吉康選手がソフトバンクから2位指名を受け、37年ぶりに同校から直接のプロ入りとなり、注目を浴びている。
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