横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
南太田駅のそばにある常照寺で2月15日と17日に弁当の無料配布が行われた。
市内420の寺院が所属する横浜市仏教会(佐藤功岳会長)が初めて実施したもの。同会は2度目の緊急事態宣言を受けて、市民のためにできることはないかと考え、弁当の無料配布を決めた。3月中旬まで、常照寺を含む5つの寺で各3回の計15回実施。市民と同時に飲食店も支援できるよう、配布する弁当は寺周辺の複数の飲食店から購入することにしている。
初回の15日は町内会の掲示板に貼られたチラシで配布を知った子どもや周辺の住民が午後3時の開始直後から集まり、用意した約100個の弁当が1時間でなくなった。同寺は月1回、子どもに無料で食事を提供する「横浜てらこや食堂」を開いている。コロナ禍で現在は休止中だが、食堂に通っている子どもが弁当を受け取る姿も見られた。
弁当を受け取った女性は「こういう時にいただけるのは本当にありがたい」と喜んだ。旧暦の2月15日は釈迦の命日とされることから、仏教会関係者は訪れた人に「手を合わせていただければ」と呼び掛けていた。
常照寺僧侶の伊東政浩さんは「予想以上に多くの方に来ていただいて嬉しい」とし、仏教会の佐藤会長は「地域住民に支えられ、長い歴史を持つ我々が使命や責任を果たそうと、具体的に何ができるかを考えた。今後も皆さんの役に立てるようなことをしたい」と語った。
弘明寺観音でも22日から3回
常照寺では19日にも午後3時から配布を行う。弘明寺観音でも22日、24日、26日の各午後3時から配布する予定。
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高田市議の後援会発足3月28日 |
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