横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
奉仕活動団体「横浜南ロータリークラブ」(槇俊徳会長)が南区障がい者団体連絡会(畑中圭子会長)に対し、消毒に使用する機材などを6月1日に寄贈した。
同ロータリークラブ(RC)が所属する横浜・川崎地区の国際ロータリー第2590地区は、新型コロナウイルスの影響を受ける団体などを支援しようと、「災害救援補助金」プロジェクトを進めている。
窮地知り支援
同RCは同連絡会が南区庁舎内で運営する喫茶店「にこにこみなみ」がコロナ禍で休業を余儀なくされ、収益が得られなくなっている状況を知り、昨年10月から検討を始め、寄付を決めた。
同連絡会は、災害時の地域での障害者支援を円滑に進める目的で、「支援が必要」を示す黄色のバンダナ、「支援できる」を表す緑色のバンダナを作り、夏の「南まつり」で配布してきた。しかし、南まつりが2年続けて中止になり、バンダナ制作資金の一部となる喫茶店の収益も落ち込んでいた。
同RCは、障害者自身や支援者の活動が停滞しないようにと、温度検知機能が付いた消毒用の自動ハンドスプレー36台と黄色と緑色のバンダナ計500枚を寄贈した。
1日に「にこにこみなみ」で行われた贈呈式で同RCの槇会長と社会奉仕委員長の島太郎さんが同連絡会の畑中会長にハンドスプレーを手渡した。畑中会長は「障害者の中には、消毒ポンプをうまく押せない人もおり、自動ならとても助かる」と喜んだ。今後、連絡会に所属する施設などへ配布する予定。槇会長は「この取り組みを通して障害者団体の状況を知ることができて、勉強になった」と話し、今後も障害者支援に力を入れていきたいとした。
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高田市議の後援会発足3月28日 |
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