六つ川小学校などで練習する小学生バレーボールチーム「横浜優和クラブジュニア」が同校で2月27日、6年生を送るための「卒業記念試合」を行った。
今年も新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み中止となった。6年生の引退試合に相当する「横浜市小学生バレーボール大会」も中止が決まり、練習の成果を発揮できずに引退となった。
チームを率いる大村恵利監督は、悔しい思いをした子どもたちを元気付けようと、チーム内での卒業試合を企画。これに卒業生や保護者が賛同し、実現した。
集大成見せる
当日は保護者が見守る中、6年生が一人ひとり紹介された。対戦相手となった卒業生を前に、地道に磨き上げたスパイクやレシーブを披露し、成長した姿を見せた。試合後のセレモニーでは6年生に祝いの言葉を贈り、記念写真を撮った。
大村監督とともに企画した卒業生の保護者は「自分の力をしっかりと出し切り、成長した姿を家族に見せられたと思う。中学校でバレーボールを続ける6年生は自信となり、下級生は先輩に感謝の気持ちを伝える良い機会になった」と話し、開催に手応えを感じた様子だった。
同ジュニアは選手が栄養バランスを考える調理実習なども行い、独自の取り組みを進めていく。
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