六ツ川の県立こども医療センターの患者家族の滞在施設「リラのいえ」の近くの駐車場でキッチンカーによる販売が6月13日、20日に行われた。タコスなどが提供され、地元住民でにぎわった。
同センターで小児がん診療に携わる医療スタッフが中心のボランティア団体「ちあふぁみ!」と病気の子どもを育てる家族を支援しているNPO法人「キープ・ママ・スマイリング」が初めて企画したもの。6月6日と10日は同センターの職員と患者家族限定で販売したが、住民と交流を深めようと、13日と20日は一般向けに行った。
チーズオーバーライスやブリトー、タコスなどが販売され、情報を聞きつけた近所の家族連れなどでにぎわった。
「ちあふぁみ!」は、県内を中心に医療機関や飲食店、商店街、ロータリークラブなどからの支援を受けて、同センターにおもちゃ、絵本などの物資を寄付するなど、医療の枠を越えた支援を行っている。
今回は都内の小児病棟やファミリーハウスの患者家族に手作り弁当などを届けている「キープ・ママ・スマイリング」と協力し、地域交流や「リラのいえ」の周知に貢献しようと企画した。同法人の光原ゆき理事長は「今回の成功例をヒントに、関係者の方々と協力体制を強めていければ」と話した。
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