連載コーナー26 横浜とシュウマイと私 「シュウマイ×中華街=地域振興」
令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
横浜中華街で11月22日「うまい焼売グランプリ」が開催されました(詳細はWeb版タウンニュースでご確認を)。僭越ながら審査員を拝命しておりました。ひとまず大きな失態も起こさず、無事終了したことにホッと胸をなで下ろしております。
振り返れば、審査委員長の熊谷喜八さんは、食材の刻み方や旨味の利かせ方、食後の余韻に至るまでの緻密な分析に感嘆し、同じく審査員のフォーリンデブはっしーさんは香りや食感も含めたコメントのインパクトが素晴らしく、直近でそれらを学べたことは今後のシュウマイ研究の貴重な財産になりそうです。
そもそも私は「シュウマイの前に優劣なし」がモットーでしたが、考え方が少し変わりました。今回の出品シュウマイはどれもハイレベルで、特に金賞はシュウマイの常識を超える歴史に残る「名品」でした。競争があるから名品誕生?ぜひ来年以降もグランプリ実施を期待したいです(審査員の依頼も...)。
積丹半島「北島豚」の活用がテーマであったことも、シュウマイの活性化を目指す一人として参考になりました。出品シュウマイは期間限定で販売され、中華街という新たな場所から北島豚の良さが広まることでしょう。私はシュウマイに地方活性の力があると信じてきましたが、こうした形で中華街の調理技術と情報発信力が加われば、効果はさらに高まるはず。この地域振興という点も、今後のグランプリでの継続を期待します!
|
|
|
|
|
|