南区内のパチンコ店、スロット店など6店舗が加盟する横浜遊技場組合南支部(長谷川史浩支部長)が12月12日、弘明寺商店街で「振り込め詐欺」などの撲滅を買い物客に呼び掛けるキャンペーンを南警察署、南防犯協会とともに行った。
1984年設立の同組合南支部には、6店舗が加盟。健全な娯楽として遊技を楽しんでもらおうと、業界発展を目指しながら各店の情報交換や南防犯協会をはじめとする様々な団体への寄付支援などを長年にわたって継続している。
10回目の節目
「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」は南支部が設立30周年を迎えた2014年、新たな社会貢献活動で加盟店の連携を強化し、地域に愛される組織作りを進めようと企画したもの。警察、防犯協会などと協力し、詐欺被害の防止を呼び掛ける取組で、今回で10回目の開催となった。
加盟店の店主や警察官など、10人が参加。誰もが振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害に遭う可能性があると呼び掛け、詐欺への注意を促す文言が入った啓発物を買い物客に手渡した。
南署によると、南区内で今年発生した特殊詐欺の認知件数は、11月末時点で34件で昨年から3件増加。被害額は昨年から800万円増え、約5600万円となった。長谷川支部長は「キャンペーンは今年で10回目を迎えた。今後も皆さんの顔が見える場所で呼び掛けたい」と話し、活動を継続したいとしている。
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