まちの不燃化推進事業 市政報告 八幡町に防災活動広場整備へ 横浜市会議員 高田 しゅうへい
能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被害に遭われた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。
最大震度7を観測した能登半島地震では、観光地「輪島朝市」周辺で大規模火災が起き、甚大な被害が生じました。
横浜市でも古い木造建築物が密集する地域があり、老朽建築物の除却や建替えの補助、狭あい道路の整備など、都市整備局が行う「まちの不燃化推進事業」は地震火災リスクの高い地域である重点対策地域等を中心に対策が進められています。
令和6年度予算では、南区八幡町にまちの不燃化推進事業の一環として防災活動広場を整備することが予算化されています。防災活動広場とは、大地震などの際に一時的に避難できる広場で、防災倉庫等の防災設備が設置されます。また、不燃化の観点から密集地域に空き地をつくることで、近隣への燃え広がりを防ぐ目的もあり、減災・防災の際に重要な広場となります。
普段から活用を
防災活動広場が有効に機能するよう、地域の方々に存在や目的を知っていただくことが重要です。発災時だけでなく、普段から地域のみなさんに活用していただくことが必要です。そのために、普段は地域のイベントや周辺地区の方々に気軽に使用していただける空間作りも重要です。まちの不燃化推進事業は、減災対策だけにとどまらず、地域の防災力向上やコミュニティの醸成などの街づくりにも繋がるものとなるよう、まちの不燃化をさらに進めます。
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