記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月28日0:00更新
南区編集室へ異動し約２カ月。土地勘も知識もない中、あちこちで取材させてもらった。とても短い在籍期間だったが、取材でお会いしてきた老若男女の方々は皆、温かく迎えてくださり、またタウンニュースが地域に根差していることを実感する日々だった。４月から新しい仕事を担当することになる。南区での経験を活かし、真摯に取り組んでいきたい。 （な）
入社４年目の２００７年春、先輩から南区編集室を引き継いだ。不慣れな場所で戸惑っていたある日、蒔田公園そばの山王橋から京急の赤い車両が見えた。金沢区出身の記者にとって、なじみのある赤い車両が南区で見られると安心した。それから17年、不慣れだった場所はいつしか居心地の良いまちになった。02年６月創刊の「南区版」は今号で終了し、次号からは「中区・西区・南区版」となる。それに伴い、記者は南区の担当を離れることに。改めて山王橋に行ってみた。赤い車両はいつも通りだった。この車両のように、私もどこかで南区とつながっている。南区のあったかい皆さまのおかげで楽しく仕事ができた17年間。本当にありがとうございました。 （も）
