4月に行われる県会議員選挙に自民党から建設会社役員の三橋(みつはし)政雄氏(41歳)、民主党から元教員の岸部都氏(52歳)が出馬することが分かった。
現職の新堀典彦氏(自民、70歳)と安斉義昭氏(民主、60歳)はいずれも出馬せず、今期限りで引退する。
自民党の三橋氏は青葉区内の建設会社の役員を務め、自民党県連が主催する「かながわ政治大学校」にも通っていた。「文教関係や地方自治、中小企業の環境に関する取り組みを進めていきたい」と話している。
民主党の岸部氏は教員として横浜市立の小・中学校に昨年12月まで28年間勤務。市教職員組合の女性部長も務めた。「現場の経験を活かし、小学校低学年の少人数学級制や子育て環境の充実を図りたい」という。
県議選の南区選挙区は定数2。現時点で名乗りを上げているのは三橋氏と岸部氏の2人のみ。
また、市会議員選挙には民主党から推薦を受けた広告会社社員の横手晃氏(43歳)、みんなの党から元教員の木下義裕氏(33歳)が出馬することも分かった。
横手氏は前回の市議選に無所属で出馬し、落選している。「政権交代をさらに進めるために民主党を選択した。地域主権改革を行い、小さな声にも耳を傾けていきたい」と話している。
木下氏は市立学校の非常勤講師や事務職員を務め、08年から技術科の教員になった。「教員経験を活かし、学校を世代を超えたコミュニティの場、情報発信の場にしたい」という。
市議選は定数5。現職の仁田昌寿氏(公明、54歳)、渋谷健氏(自民、52歳)、高梨晃嘉氏(民主、63歳)、片桐紀子氏(無所属、47歳)、元職の荒木由美子氏(共産、51歳)、新人の遊佐大輔氏(自民、29歳)を合わせた8人が出馬へ向けた準備を進めている。
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