区内・帷子町在住の堀川美哉さんが事務局長を務める横浜植物会が2003年に出版した「横浜の植物」が、最近になり本紙読者の間で話題となっている。
堀川さんは自宅マンションの一室を同会の事務局としており、自ら植物の専門家として地元やその周辺の植物を観察。生態などを研究する一方、タウンニュース紙上では2007年7月から連載コーナー「保土ケ谷区の植物」をスタート。区内で見つけた季節の植物を撮影して分かりやすい解説文と共に紹介するシリーズは、ほぼ毎号にわたって掲載され、現在180回以上を数える。
問合せが増加
コーナー開始当初こそ、編集上の都合で掲載スタイルが安定しなかったものの、本紙の発行が毎週化した2011年7月以降は長寿コーナーとして、その内容に読者からの問合せが増加。「バックナンバーが読みたい」「堀川さんの話が聞いてみたい」といった声も編集室に寄せられていた。
「興味に役立てて」
横浜植物会のホームページへもアクセスが増える中、その中で紹介されている本「横浜の植物」は、同会の創立90周年を記念した一冊として堀川さんが制作に深く関与。過去のコーナー内容ともリンクしている部分が多く、連載が回を重ねるごとに購入に関する問合せも増えているという。堀川さんは「地元の植物に興味がある人に役立ててもらえれば」と話している。
この本に関する詳細問い合わせなどは横浜植物会・堀川事務局長【電話】045・333・4964まで。
![]() 観察ガイドなども網羅
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