「日本おふろ大賞」を受賞した 久下沼 伊織さん 常盤台在住 33歳
「おふろ」で日本を元気に
○…全国の温浴施設や都内・地方の主要駅などに置かれている、スパ業界のPR誌が新たに創設した同賞。その第1号の受賞となった。施設同士の横の繋がりを活発化させようと、温浴施設の経営者、店長支配人などが中心となって結成した「オフロ保安庁」の長官にも任命され、業界の盛上げに尽力している。受賞の喜びを聞くと「記念すべき初代大賞なので本当にうれしい。今までは閉鎖的だったお風呂業界。先陣を切って盛上げていきたいですね」と笑みをみせる。
○…「オフロ長官」として施設の裏側、「機械室」の仕組み、設備内で起こった出来事等を、前出PR誌でコラム連載しており、読者の間で人気を博している。また、機械室の見学会をはじめ、小さい子ども達を対象とした「お風呂マナー教室」「手作り入浴剤教室」なども実施。幅広い世代にその魅力を伝えている。
〇…学生時代、友人たちと頻繁に旅行へ行き、旅先で温泉に出掛け、その魅力に取りつかれた。「とにかくお風呂が好き。1日に28件のお風呂を回ったこともありますよ」と笑う。大学を卒業後、3年ほど別会社での勤務を経て、上星川の銭湯「満天の湯」を運営する株式会社ミューに就職。入社3カ月後には店長を任された。「この業界の方と繋がることで、ますますお風呂が好きになりました」と話す。4月からは取締役統括支配人に就任予定だが、現在でも全国各地を飛び回り”いい湯”を探し続けている。「色んな場所で刺激を受けています。お客様にとって心地よいサービス、イベントも意識して、長所を取り入れています」と話す。
〇…区内のプロサッカークラブ・横浜FCとのコラボ企画など、地元盛り上げにも一役買っているが、「区内行事のお手伝い等も行って、地域コミュニティの発信地になりたい」と、常に貪欲な姿勢。そのユニークな発想とお風呂への愛情は、地域、更には日本中を元気にしていく。
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