現職5人、新人1人が5つの議席を争い4月12日に投開票された横浜市議会議員選挙保土ケ谷区選挙区は公明党の現職・齋藤伸一氏(47)が1万4259票を獲得しトップ当選を果たした。維新の党の磯部圭太氏(33)、自民党の坂井太氏(47)、民主党の森敏明氏(65)の現職3人が議席を確保。共産党の新人・北谷眞利氏(53)が、6度目の当選を目指した自民党の田中忠昭氏(71)に競り勝ち最後の1議席を手にした。
これといった争点が見当たらなかった今回の選挙戦は盤石の地盤固めを進める現職候補に対し、新人候補がどこまで食い込めるかが焦点だった。
その中で盤石の強さを発揮したのが齋藤氏。3期12年の実績を訴える手堅い選挙戦を展開し、初当選以来4期連続でのトップ当選となった。
4年前はみんなの党から出馬し初当選したが党の解党などもあった磯部氏は自転車で区内を巡りながら声を届け、坂井氏、森氏も実績を訴えた。
唯一の新人候補として戦いに挑み「自校方式による中学校給食の実施」などを訴えた北谷氏は最後の議席を確保。保土ケ谷区選挙区では16年ぶりとなる女性議員誕生となった。
投票率は前回を4・12ポイント下回る41・75%。過去最低の数字で、全市の42・0%よりも0・25ポイント低く、18区中11番目だった。
県議選
高橋氏が圧勝
高谷氏は返り咲き
2つの議席を現職2人と新人2人、元職1人で競った県議会議員選挙保土ケ谷区選挙区は自民党の現職・高橋栄一郎氏(45)が2万3803票を獲得し圧勝。2つ目の議席には前回の県議選で涙をのんだ民主党の元職・高谷清氏(67)が、維新の党の新人・望月聖子氏(45)との接戦を制し返り咲いた。
投票率は41・65%で4年前に比べ4・21ポイント低い結果となった。
知事選
黒岩氏が再選
「経済再生進める」
神奈川県知事選挙は4月12日に投開票され、現職の黒岩祐治氏(60)が220万票近い圧倒的な支持を集め、新人の岡本一氏(69)に大差を付けて再選を果たした。
当選確実が報じられた後、黒岩氏は「裸で県民の皆さんの中に飛び込んだ」と選挙戦を振り返った。今後も特区などを活用した経済活性化策を進めていくことを強調。「血の通った行政を実現させられるかが課題」と県民の声を今まで以上に県政に反映させることを2期目の目標に掲げた。
投票率は過去最低の40・71%。低投票率について黒岩氏は「県議選が11選挙区で無投票になったのが痛かった」と話した。
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