区域西部に位置する新井町に自治会館が新設された。4月18日には来賓や関係者ら130人ほどが集まり落成記念式典が行われ、新たな地域拠点の誕生を祝った。
農家の出荷場だった建屋に改修を施しながら、40年余りの間、使用されてきた旧自治会館の老朽化が顕著となったことから、3年前に建て替えに向けた動きが本格化。約3千万円の建設費は市から1200万円の助成を受け、差額の1800万円は資源回収の売却益、自治会費の繰越金の積み立てを充当した。
完成した会館は木造平屋建てでバリアフリー仕様。集会や地域住民のサークル活動などに活用されるほか、災害時の避難場所にもなる予定だという。
落成式で館内を埋め尽くした来場者を前に金子久夫会長は「多くの人の助けがあってこの会館が出来上がった。ここが地域の拠点となり、新井町がより暮らしやすい場所になれば」と目にうっすらと涙を浮かべながら話した。
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