サッカーJ2の横浜FCは9月15日、今シーズンからチームを指揮してきたミロシュ・ルス監督(53)から成績不振と体調不良を理由とした辞任の申し入れがあり、これを受け入れたと発表した。後任は中田仁司強化育成テクニカルダイレクター(53)が務める。
ルス氏はユーゴスラビア1部リーグなどで選手経験を積んだ後、1990年から指導者に転向。97年に当時JFLだったブランメル仙台のGKコーチに就いた後、同チームの監督も務めた。近年はユース世代の代表チームなどで指揮をとり、今期から横浜FCの監督に就いた。
ルス体制となったチームは今季初戦で勝利し上々の船出となったが、31節を終えて9勝8分け14敗と大きく負け越し22チーム中17位と低迷。ここ最近は8連敗を喫していた。
ルス氏の後を受け新監督に就いた中田氏はこれまで横浜F・マリノスやセレッソ大阪などでコーチを歴任。05年には名古屋グランパスエイトでチームを指揮した経験も持つ。クラブを通じ「チームは苦しい状況だが残り試合1つでも多くの勝ち点を積み重ねチーム一丸となりこの状況を打開していきたい」とコメントした。新体制となったチームは20日にニッパツ三ツ沢球技場でツエーゲン金沢と対戦し2対1で勝利。連敗をストップした。
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