「この地域は高齢者も多いんです。その人たちが地域の子どもたちと一緒に食卓を囲み、たまには賑やかに夕食を楽しんでもらえれば」――。新桜ヶ丘で7月から始まった「みんなの食堂」が盛況だ。
NPO新桜ヶ丘パートナー(那和幸子理事長)では7月から地域住民の交流の場をめざし、運営するコミュニティサロン「まどか」で月に一度、「みんなの食堂」を開設。毎回12人のスタッフが70食を用意し100円で提供している。
カレーライスが提供された今月24日には開店と同時に多くの地域住民が来店。行列ができるほどの人気で、2回目の来店だという80代の女性は「いつもは一人での食事だが、ここへ来ると地域の人たちと会うこともできるし、元気な子どもたちと触れ合うこともできて楽しい」と初めて会ったという子どもたちと会話を楽しみながら完食した。
運営費はサロンで平日に販売している惣菜や喫茶の販売益、バザーの収益金が充てられている。那和理事長は「厳しい中での運営だが喜んでもらっている姿を見ることで頑張れる。12月2日にもバザーがあるので多くの人にお越しいただきたい」と話す。次回の開催は12月22日(金)の予定。
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