今年開業40年を迎える横浜スタジアムでこのほど、同球場の増築・改修工事の起工式が行われ、横浜DeNAベイスターズの南場智子オーナーや岡村信悟社長のほか、工事や行政の関係者、市会・県議会の議員らが集まった。
岡村社長は「横浜の歴史を引き継ぎ、普段から市民に親しまれるスタジアムにしたい」と力を込めた。
同球場を本拠地とするベイスターズの試合では昨年、観客動員数が過去最多の約198万人、客席稼働率も96%と最高に。同球場の収容人員と老朽化が課題となっていた中、さらに2020年東京五輪の野球・ソフトボールの主会場に選ばれたことから増築・改修に踏み切ったという。
工事は20年2月末の完成予定。収容人員は2万9000人から3万5000人に増え、新たに個室観覧席やバックネット側の屋上テラス席も設ける。また、エレベーターなどバリアフリー設備も充実させる。
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