相鉄線の星川駅―天王町駅間の上り線が高架化されるのを前に17日、星川駅で記念式典が行われた。滝澤秀之相模鉄道(株)代表取締役社長は「長い期間にわたり、高架化に関わってくれた関係者に感謝したい。星川と天王町がさらに安全で暮らしやすい地域になっていく事を確信する」と挨拶した。今後は23日の最終列車後に線路の切替工事が行われ、24日の始発から高架化される。
区域を横断する相鉄本線の高架化は2002年から横浜市の都市計画事業として着手された。昨年3月に下り線が先行して高架化されており、今回、上り線も高架化されることで、星川駅―天王町駅間約1・9キロメートルの区間内にある踏切の利用は基本的に停止されることになる。
当該区間の踏切は朝夕のラッシュ時には1時間のうち遮断時間が40分を超えるいわゆる「開かずの踏切」状態の箇所も多かった。下り線の高架化後には事業着手前に比べ、1時間当たりの遮断時間の最大値平均が49分から30分に短縮。渋滞の長さも短くなったものの、依然として朝夕は踏切の往来には時間を要する状態が続いていた。
今回、全線が高架化されることで交通渋滞が完全解消され、安全性の向上、都市機能の充実など地域交通の円滑化が期待されている。
この日の式典には地元の帷子小学校の児童らも参加。林文子横浜市長や菅義偉内閣官房長官らと共にテープカットや久寿玉割りを行い16年に及んだ高架化事業の完成を祝った。
23日の深夜に上り線路の切替工事が行われ、24日の始発列車からは高架上での運転が開始される。これに伴い星川駅の上りホームは高架上に変更されることになる。
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