保土ケ谷区さわやかスポーツ普及委員会の会長を務める 折田 栄一さん 権太坂在住 77歳
自ら楽しんで参加する
○…「いつでも、どこでも、誰でも」というキャッチフレーズでニュースポーツを通し、仲間づくりができるようにと横浜市の各区に設立する「さわやかスポーツ普及委員会」。4年前から保土ケ谷区の会長を務める。「設立当初はニュースポーツをやるための機会がなく、人気がなかったけど自治会や体験会などでPRを重ねて来た事が功を奏して最近、人気が出てリピーターも増えてきていると実感できる」と手ごたえを話す。
○…新潟県の出身。体を動かすことが好きで、よく走り、泳ぎ、冬はスキーを楽しんだ。スポーツ万能だったかというと「そうでもなかった」という。「野球は得意ではないし、鉄棒も苦手だった」と苦笑いを浮かべながら話し、小学校時代の仲間と会うと「『なんでスポーツ関連の会長を務めているの』と言われる。けども、スポーツに精通していなくてもいろいろな形で引っ張っていく方法もあるから」。人懐っこい笑顔が印象的だ。
○…40年ほど前に権太坂に移り住んだ。運動会を手伝ったことを契機に自治会の体育部に所属し、体育指導員を務めてきた。「父が亡くなった時に自治会や商店街の人々にお世話になった。何かできることがあれば」と自治会内のソフトボールやサッカーチームなどの立ち上げを支え、指導者探しなどに奔走した。今でも地域内を中心に子どもから大人まで活動しているようすに「嬉しいね」と顔をほころばせる。
○…「人間が成長していくと体力が必要となる。遊びもスポーツも勉強もそう。そのためにも子どもたちにもっとスポーツを身近に感じてほしいし、その中でその人に合ったスポーツに出会ってくれれば」。自身の少年時代の体験を重ねながら、今後もスポーツの普及に奔走していく。
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