「横浜のブランドになるようなパンを作ろう」と洪福寺松原商店街の「シャトレ・キムラヤ」を始めとした横浜市綜合パン・米飯協同組合の有志の加盟店舗が「横濱開港カレーパン」を考案し販売を開始した。
具となるカレーには横濱開港資料館に残る開港当時のレシピに発想を得て、玉ねぎでなく長ネギを使用。メンバーの一人、長嶌大輔さんは「長ネギの存在感を出しつつ、それに負けないようスパイスを調合したり、試行錯誤した」と話す。ピリッと辛いがくどくない欧風カレーをパンに包み、ふっくらと油で揚げた。中には福神漬けも入っている。
1月12日(日)に横浜赤レンガ倉庫で開かれる「横浜消防出初式2020」にも出店する予定だ。「個店でやろうとしても、包装やイベント展開など、ここまではできない」と長嶌さん。「今後は各店の特色を出していくのも面白いのでは」と話した。
横濱開港カレーパンはシャトレ・キムラヤのほか、南区のシャルロット、神奈川区のローゼンボア、日本堂、鶴見区のエスプラン、パン工房椎の実、港北区のロワール、金沢区のベーカリー金沢、ブレーメンで販売されている。
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