和田の3人の眼科医がベトナムの医療後進地域を訪れ、無償で白内障の手術を行うボランティア活動を続けている。
眼科医が不足しているベトナムではハノイなど大都市を除く地域では充実した眼科治療を受けることは難しい状況にある。白内障は手術を施せば、視界を回復することができる病気ではあるが、同国内では年間50万人ほどが失明しているという。
昨秋、和田に開業した清水映輔さん・矢津啓之さん・明田直彦さんの3人は2017年から同国内でのボランティア活動に参加。昨年11月末には北部のハイフォン市内の病院で、日本国内とは異なり顕微鏡や手術機器の性能は十分とは言えず、使える道具が限られた中、現地スタッフと協力しながら2日間で約100件の手術を執刀した。
清水さんらは「医療が充実していない地域での活動から学ぶことも多い。これからも国際医療協力活動や国内での啓発活動を続けていきたい」と話している。
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