女性の活躍やライフ・ワーク・バランス推進のため、男女ともに働きやすい職場環境作りを進めた事業所を横浜市が認定する「よこはまグッドバランス賞」の認定企業がこのほど発表され、新桜ヶ丘に本社を構えるグランコーヨー(株)(大庭公善代表取締役)が、継続して働きやすい職場環境づくりを進める企業に贈られる「継続賞」を受賞した。
横浜・川崎市内の教育機関向けの教材をはじめ、事務用品等の販売や修繕工事など、教育現場で求められるあらゆるものを手掛ける同社。新学期や卒業シーズンが繁忙期になる一方で、教育機関が夏休みになる8月は閑散期にあたるため、12日間続けて休暇を取れる制度を設け、社員が子どもや家族とゆっくり過ごせるよう努めている。
同社は、社内の働き方をより良くしていくための指標として2013年に同賞に初挑戦し、初認定。その後も時代にあわせて、短時間でも働きやすい環境づくりや営業体制の変革などを重ねながら、7年連続で認定を受け続けている。
現在、23人の社員のうち女性社員は13人で、ほとんどが小学生以下の子どもの子育てと仕事を両立している。「突然雨が降り出したときに洗濯物を取り込みに戻ったり、学校行事に合わせた勤務をしたりと、個人のライフスタイルに合った労働時間を設定できるようにしています」と大庭社長。近年注目の集まっている「男性の育児休暇」も、取得しやすい環境づくりを推進しているという。
受賞をうけて、大庭社長は「働きやすい環境を追求し続けることで、社全体の業績も上がっている。今後も引き続き、社員全員が働きやすいと思って貰える職場になるように努力したい」と抱負を語った。
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