神奈川を愛し、神奈川を盛り上げたい―。男性6人のご当地アイドルグループ「YOKOHAMA男子」は駅前や路上ライブなどで行い、徐々にファンを増やしている。
YOKOHAMA男子は、前身のグループ名を変更し、2017年11月に結成された。「横浜」と名付けたが、地元にゆかりがあるのは、戸塚区生まれの井筒雄太さんと、横浜国大出身の戸田健太さんの2人だけ。ライブは都内や地方が多く、横浜を拠点にできない悩みがあった。最年少メンバーの奥多雄大さんは「自分たちが『YOKOHAMA男子』と自信を持って言えなかった」と当時を振り返る。
6人同居で生活
「ご当地アイドル」として浸透を図ろうと、現在19歳から31歳のメンバー6人は市内に一軒家を借りて、一緒に住んで結束力を高める。横浜音祭りや県警の防犯PRなど横浜での活動も徐々に増え、地域の祭りや清掃活動などにも積極的に参加することでメンバーの意識も変わってきた。
「もっと横浜の人たちとふれあいたい」と今年になって戸塚駅前や横浜駅そばの「ビブレ」付近などで路上ライブを開始。ライブでは5、6曲を披露した後にファンとの交流タイム。握手やツーショット写真のサービスもあり、まさに「横浜で会えるアイドル」だ。ファンの女性は「メンバーの様子をSNSで配信してくれたり、名前を憶えてくれたり。ファンとの距離が近いのが嬉しい」と魅力を語る。
結成2年で横浜での活動はようやくスタートライン。県内ツアーや横浜のご当地アイドルとのコラボイベントなど夢は広がる。リーダーの戸田さんは「地域の魅力やSDGs、福祉など、アイドルである自分たちを通じて若い世代に伝えられることもあると思う」と語り、「横浜だけでなく、神奈川全体を盛り上げていけたら」と意気込む。
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