保土ケ谷区内で2つの幼稚園などを運営する学校法人初音丘学園(渡邉啓一理事長)がこのほど、認可保育園ピッコリーノでビデオ会議システム「Zoom」を利用して親子を対象に料理教室を開いた。
定期的に園庭を開放するなど、地域の子育て世帯を支援する取り組みを展開する同学園では、食育活動にも力を注いでいる。料理教室は「地域の子育て家庭に対して新たな交流の場、子育て支援の場を提供しよう」と今年度から始まった取り組みで、今回が2度目の開催となった。
アレルギーに配慮野菜嫌いも克服
10組ほどの親子が参加したこの日の教室では園の管理栄養士と、アレルギーで悩む人たちの自助力アップや共助の輪を広げる地域コミュニティーづくりを目指して活動している団体「よこはまアレルギーラボ」(武田幸光代表)のメンバーが調理指導にあたった。
この日のメニューは、前回の教室で保護者から「こどもの野菜嫌いを克服できるようなメニューを」と希望する声が多かったことから、アレルギーで悩んでいる子どもたちでも安心して口にすることができ、さらに野菜が嫌いでも食べられる「蒸しパン」。製菓用米粉や豆乳を使った生地にカボチャや小松菜、ニンジンを混ぜ込んで、彩り豊かな蒸しパンを仕上げていた。
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