フードデリバリーサービスのUber Eats(ウーバーイーツ)が4月12日、KANTOモータースクール横浜西口校=西区南軽井沢=で配達員向けの交通安全講習会を実施した。県警察本部交通総務課と戸部警察署、交通安全協会が協力。自転車と二輪車の配達員38人が参加した。
コロナ禍の外食自粛を背景に食事の宅配サービスが加速的に普及するにつれ、配達員の運転マナーや配達の質に関する問題も浮上している中で開かれたこの日の講習では、走行時の安全確認や二段階右折などの交通ルールについて座学で学んだ後、安定した走行のコツや急制動、交差点の渡り方などの実技講習を実施。「ルート確認は一時停止してから」「ベルは人をどかすためではなく危険を知らせるもの。むやみに鳴らさない」など注意を促されていた。
講習会に参加した23歳の男性はここ1カ月間で200件ほど配達したといい「二段階右折の方法など改めて学べてよかった。道路標識にも気を付けながら走行したい」と話した。県警によると今年に入り県内では既に約5900件の人身事故が発生している。「学んだことを実践して事故を防いで欲しい」と話した。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|