地域と環境に注力 新井町・(株)ヨコレイ
SDGsに取り組む企業を横浜市が認証する「Y─SDGs」の認定を受けた新井町の(株)ヨコレイ。認証の際、高く評価されたのは「地域の側面」だった。
『設備のコンビニエンスカンパニー』として建築設備の依頼を受ける同社は、向陽学園への空気清浄機寄贈や横浜国立大学の学生らへの食糧支援など、地域支援の活動を続けている。さらに今後は、千丸台地区の地域食堂運営の支援も行う方針だ。有井清代表取締役は「我々企業も地域の一員。CSR活動の一環として地域に貢献したい」と話す。
また、同社は目標13の気候変動についての取り組みとして、冷媒に使用する「代替フロン」の漏洩防止と完全回収に努める。
代替フロンはCO2の数百から数千倍の温暖化作用を有するが、国内の回収率は5割以下。有井さんは「数値の分母には空調機だけでなく自動販売機やウォーターサーバーなどのフロンも含まれる。一見、設備工事業の責任範囲外と思うかもしれないが、日常的にフロンを大量に扱う事業者の責任として、回収・破壊の推進や啓蒙に努めたい」と話した。
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